My experiences
私の体験談
私の幼少期~アトピー改善に立ち向かい、現在に至るまでの体験談をお話します。
少しでもあなたの希望になれたら嬉しいです。
Before
After
体験談
幼少期はあせもと花粉症
1歳の頃にはあせもが酷く、「海水がいい」と聞いた母が海によく連れていってくれたそうです。親は子供のためにといつも一生懸命寄り添ってくれました。汗をかく時期はベビーパウダーを使用していました。
小学生の頃は学年で一番ひどい花粉症。花粉で目がかゆくなり、目の周りが荒れてカサカサで開かない。花粉症もひどく横になると鼻が詰まって眠れないのでソファで腰かけた状態で寝ていたこともあります。
ステロイド生活スタート
中学では思春期ということもあり、人間関係のストレスだったり、紺色のセーラー服に皮膚がフケのように落ちて周りの目が気になったり、男の子からのいじめなどで不登校になったこともありました。この頃から、アトピーと診断され、ステロイドを使用する生活がはじまりました。
高校生の頃はステロイドを使えば何とかアトピー症状は落ち着いていましたが、大学生になると周りは美容やスキンケアに目覚めます。周りの女の子と同じように有名メーカーの化粧水を使うも、赤く腫れるようになってしまい、結局皮膚科で処方されたヒルドイドローションを使うようになりました。
悲しかったのは「女子同士の旅行が楽しみであり苦痛」ということです。お風呂で傷だらけの体を見られることやお風呂上りに薬を塗る姿を見せるのが恥ずかしい。寝ている最中はデリケートゾーンも引っ掻いていたので、一緒の部屋で寝ることが恥ずかしい。お化粧、ネイル、おしゃれをして旅行を思いっきり楽しんだり、女子としての楽しみをみんなと同じようにしたりするということは諦めていました。それでも、なんとか薬を使いながら生活し、社会人になりました。
対症療法だけではいけないと気付く
当時通っていた皮膚科で「ここでは手に負えない状態」と判断され、大学病院の権威ある先生にお世話になることになりました。そこには連日多くのアトピー患者さんが集まり、診察は流れ作業。少し私の皮膚を見ただけで、私の目は見ず、話も聞かず、薬を処方するだけの先生に違和感を感じ始めていました。
そんな私も結婚することに。ウェディングドレスのためにもどうしても治したいと強く思い、勇気を出して自分が感じていた疑問を先生に聞いてみることにしました。「先生、私生理前にアトピーが悪化している気がするんですが、ホルモンバランスとかも影響するんですか?」すると、「アトピーは皮膚の病気だから!」と一言ぴしゃり。
もう15年以上もアトピーと付き合っていれば、自分の体の変化を日々観察し、色々調べもします。お医者さんの回答に納得ができなかった私は、この時初めて強く、「自分が根本と向き合わなければ!」と思うようになりました。そして、引越し先の別の病院でも同じ薬をマックス量処方され、病院では皮膚の表面は見てくれるけど、自分の内側、原因までは見てくれないことを改めて感じました。
食を学ぶも、成果がでない日々
「アトピー」とネット検索で出てきたことは一通りやりました。人は食べたものでできていると知り、 「食」を学ぶため、マクロビオティック・薬膳料理の勉強をしました。その知識や経験は今も活きていますが、当時は考えが偏り、逆に心と体にストレスでアトピーは悪化。良くならないのにお金だけかかる、周りと食の趣味も合わなくなる、そして、当時の夫との関係性も悪くなり離婚。
薬膳を学びはじめた当時、友人の紹介でアトピーが良くなった方のお話を聞く機会をいただきました。しかし、その方の使用されていたスキンケア商品をネット検索したらマルチ商法だのヤバイだのと見つけてしまい、当時知識のなかった私は詳しいお話を聞かない選択をしてしまいました。
飛び降りたいと思うほど苦しい2年間
私は頑なに、自分でなんとかしよう!と取り組みました。 食だけでは難しいこともわかってきたため、サプリメント、マルチビタミン、アメリカの腸活アイテムなど様々取り入れました。しかし、どれも効果が感じられなかったり、合わなかったりで続けられませんでした。
スキンケア製品は1か月2万円ほどかけて、沖縄の海洋深層水からできたものを使っていましたが、理由は悪化はしないから。よくなるわけでもなく、悪くもならないから、薬を使いながらでも現状維持できるならこれでいいや、と使い続けていました。アトピーには姿勢も関係していると知り、カイロプラクティックや整体などにも通ったり、非常にお金も時間も心もかけた2年間でした。
結局良くなることはなく、離婚のストレスもあり、アトピーは過去一番つらい状況。そんな時、生理痛と貧血で駅で倒れ、救急車で運ばれる事態。もうどうしていいかもわからない、このまま線路に飛び込んだら楽になれるかな、なんて思ってしまったこともありました。
20年間のステロイド生活に終止符
その時に頭をよぎったのが、2年前に教えてもらって、やけに納得した代謝の話でした。当時は商品名だけ聞いて、詳しく話を聞こうとしませんでしたが、藁をもすがる想いでもう一度お話を聞かせてもらうことになりました。 出会った方は、製品を売る、という姿勢ではなく、 腸内環境、ステロイドとの付き合い方、スキンケアの基本、食事・睡眠・運動のバランス、アトピーと付き合う考え方、栄養学をバランスよく教えてくださり、アトピーも人生もコントロールする術を教えてもらいました。
気持ちを切り替え、素直に話を聞いて、実践してみると回復の兆しを感じることができました。絶対良くなる!と強く信じて、継続。きっと一人では続けられなかったけれど、近くで道しるべとなる方がいることで頑張ることができました。続けること約1年で、20年間のステロイドに頼る生活に終止符を打ち、前向きに生きることができるようになりました。このとき、アトピーは薬に頼らなくても根本を見直せば、抜け出せるのだと強く確信しました。
私の新たな夢
その方に 当時いただいた言葉 です。
「よくなるまで波はある。でも諦めないで。波は荒波から小さい波に変わっていくから。」
「綾ちゃんが手を離さなければ、いつでも手は差し伸べる。 」
「この仕事はバトンを渡す仕事だよ、恩返しはしなくていい、困っている人に恩を送ってあげて。」
これらが私の希望となり、1年後、気付いたら病院に通わなくなっていた私には夢ができていました。
「私が次の誰かの希望になる」
現在はそれを実現するために、個別カウンセリングや美容サロンでの講師としてアトピーやお肌に悩んでいる方のサポートをしています。今これを読んでくださっているあなたがもし、アトピーで苦しみ・辛い思いをしているのなら、ぜひSOSを出して欲しいです。次はあなたがバトンを受け取る番です。
自己紹介
所 綾 (Aya Tokoro)
1987年生まれ。幼少期から花粉症やアトピーを発症し長期的に悩み、自分には普通の女の子の生活は無理なのだと半ば諦めの気持ちで生きてきた。27歳でアトピー性皮膚炎、花粉症、流産、冷え、膀胱炎、尿管結石、生理トラブルなど数々の積み重ねてきた体調不良をきっかけに、体質改善・インナーケアに目を向ける。28歳からアトピーをなんとか良くしたいと本格的にマクロビオティック、薬膳料理を学び始める。ナチュラルおやつインストラクターの認定資格も取得。30歳で結果を出している方に学び、1年かけて脱ステロイド、長年のアトピーを克服。この経験を活かし、同じ悩みを抱えた人を助けたいと思いWellness Lifeクリエイターとして本格的に動き出す。現在は、体質改善サポートや美容サロンで講師として発信し、多くの方をサポートしている。
食に関する知識
「人は食べたものでできている」。私自身、アトピーは食だけで治そう・治せると思っていた時がありました。実際は色々な要因が重なって皮膚に症状が出ているので、食だけでの改善は難しいのですが、この知識がなければここまで改善することはできなかったと思っています。栄養学を学び、マクロビオティック、薬膳、無農薬、無添加食品についての知識も豊富にあり、ナチュラルおやつインストラクターの認定資格も所有しています。アトピーのお子様のおやつについてのアドバイスも可能です。
アメリカ本社の研究施設への視察
自分の使っているスキンケア商品の安全性・信頼性を自身の目でしっかりと確かめるために、2019年にアメリカの研究施設へ視察に行きました。現地で実際に見て話を聞くことで、肌にどのようにアプローチしているのかという理論的な部分、なぜ自分の肌に合っているのかという理由を知ることができました。この実際に見て学ぶという経験から、お客様にも自信を持ってオススメすることができています。
美容・健康の国際会議に参加
日本のサプリメント業界は、どちらかというと世界からは少し遅れている印象です。世界のリーダー達が集う美容・健康の国際会議に2019年に参加し、世界の最先端の動きを目の当たりにしました。私にご相談くださる方には、その知識をもって、サポートをさせていただいています。美容・健康業界や遺伝子学は研究スピードもあり、どんどん新しいことが分かってきています。2024年に開かれる国際会議にも参加予定で、今後も世界の動きを把握し、そこで得られた知見はカウンセリングの中でもお伝えしていきます。
美容サロンで講師として発信
アトピーのことはもちろん、流産、冷え、膀胱炎、尿管結石、生理トラブルなど私自身の体験から学んだことを美容サロンで講師としてお伝えしています。正しいスキンケア・インナーケア・生活習慣・メンタル面を掛け合わせて整えることで体質改善のスピードが上がります。
誰でも参加できる「体質改善講座」では、より多くの方に正しい知識をお伝えすることができ、変化やお喜びの声をいただけます。自身がアトピーで苦しんだ過去を誰かの明るい未来のために役立てることができ、やりがいを感じています。※Ohanaサポートを受けている方はもちろん参加可能です。